各セッションは中程度の角度のぶら下がりで行いましょう。
筋肉をリラックスさせること、深く息をすることに集中しましょう
このプログラムはあくまでもガイドです。心地良いと思える範囲内で行い、
無理に先に進まないで下さい。痛みが発生した場合はすぐに中止し、その動作は行わないで下さい。
時間:1~3分、1~2回/日
角度:30度~45度
0度(水平状態)から30~45度のぶら下がりで水平状態とぶら下がりを交互に同じ時間間隔で行い、器具の動かし方や逆さぶら下がりの姿勢に慣れていきましょう。
片手を頭の上の方に伸ばし体をストレッチ。逆側も行います。
片手を反対側の耳まで伸ばし、やさしく頭を肩のほうへ向けて曲げます。反対側も行います。
片手を頭の上に伸ばし、ウエストとヒップを曲げてCの字型を作ります。反対側も行います。
左手を頭の上へ、右手は左側の手すりを掴み上半身とヒップをやさしく左側にひねります。反対側も行います。
時間:3~5分、1~2回/日
角度:45度~60度
角度調整用ベルトを60度の長さに調整し、回転用アームをBかCの設定にします。腕を動かして重心を移動させ、ゆったりとしたリズムでベッドを傾けます。この揺れが体をリラックスさせ緊張をほどき、背骨や椎間板の循環機能や水分補給の助けとなります。
片手で反対側のベッド枠を掴み、上半身とヒップをひねります。体の中心はベッド枠の左右の真ん中になるよう意識しましょう。上半身の筋肉を伸ばし、リラックスしましょう。
ベッド枠の上側をつかみ、ゆっくり、上半身をストレッチします。下半身もよく広がるように深呼吸&リラックス。
右手を頭の上へ、左手は左の手すりの内側を持ちます。上半身とヒップを右下側へひねり背中左側下部の筋肉をストレッチ。力を入れずリラックスして行いましょう。反対側も同じように行います。
両手を頭の上に伸ばし、頭と両腕を少し持ち上げ、肩を少し丸めてベッド枠から浮かせます。腹筋を使ってその姿勢を数秒保ちましょう。元の姿勢に戻り繰り返します。
注意:この動きでベッドが回転し元の位置へ戻る場合があります。
効果は20度から徐々に出始めます。角度を増やす前に、この角度で完全にリラックスできていなければいけません。あなたが心地よいと感じる時だけ時間や角度を増して下さい。60度まで回転させると背骨への負荷が完全に0(ゼロ)となります。手すりの外側に0度、30度、60度、90度の目安のイラストが描かれています。
初心者はまず逆さぶら下がりになれ親しみましょう。荷重関節から負荷が抜けるのに、筋肉のリラックス度合いにもよりますが3~5分程度の時間が必要です。ぶら下がる時間は厳密に定められている訳ではありませんが、常に自分の体の状態に注目しておくことが大切です。逆さぶら下がりはリラクゼーションであり楽しみなのです。
最大限の効果を出すためには1日に数回逆さぶら下がりを行って下さい。Teeterハングアップはあなたの日々のアクティビティへのサプリメントとしても役立ちます。強い衝撃や収縮、回転運動による疲労の回復に使ったり、腰痛、背中の痛みを抱えている方の健康づくりに有効です。
体を伸ばす、整えるような運動は、他のエクササイズをやる時と同じで、トレーニング開始時には痛みを伴うこともあります。そういった場合には角度を減らす、時間を減らす、など段階的にゆっくりとトレーニングを勧めましょう。元の位置に戻る時もゆっくりと戻りましょう。水平よりも少し頭の方が足よりも高くなった姿勢で30秒ほど静止してから起き上がりましょう。こうする事で、めまいを起こしにくくなり、また椎間板や神経根にゆっくりと重力による負荷がかかるようになります。逆さぶら下がりを繰り返しやることで内耳のトレーニングにもなり、めまいや不快感はその後徐々に減少していきます。このプログラムはあくまでもガイドです。心地良いと思える範囲内で行い、無理に先に進まないで下さい。痛みが発生した場合はすぐに中止しその動作は今後行わないで下さい。
すべての指示事項を読み理解し、同梱されている他の資料を確認すること。また器具を使用する前には必ず点検すること。この器具の適切な使用方法を熟知せず、説明書等の指示に従わない場合の逆さぶら下がり固有の危険性(頭や首から落ちる、挟まれる、固定具がからまる、器具が故障する、使用者の既存の病状を悪化させる等)を理解することは、使用者の責任です。本器具の所有者はこれを使用するすべての使用者に正しい使い方と注意事項を伝える責任を負うものとします。 逆ぶら下がり状態で行う運動はなめらかな動きのものに限って下さい。 体全身を使うような激しい運動は器具の転倒の危険性があり重大なけがや死亡事故につながる恐れがあります。 エクササイズ中は両肘がAフレームにぶつかったり挟まれたりしないよう、体に近づけて行ってください。重りや伸縮性のあるベルト、その他の運動器具や器具用品を逆さぶら下がり中に使用しないで下さい。警告表示や注意書きには必ず従ってください。これを怠ると重大な事故につながる事もあり大変危険です。
医師の許可を得るまでは使用しないでください。逆さぶら下がりは、血圧の上昇、頭蓋内圧の上昇、逆立ち姿勢での重力的負荷によってより重症化したり、機械類の操作能力に影響を及ぼす可能性のある医療や健康状態では禁忌とされています。 これにはケガや病気だけでなく、あらゆる薬やサプリメント(処方されたものや市販のもの)の副作用も含まれます。具体的な条件としては以下のものが挙げられますが、これらに限定されるものではありません。 ・原因不明のしびれ、脱力感または神経障害、痙攣、睡眠障害、軽快感、めまい、見当識障害、疲労感、体力・運動性・注意力・認知力に影響を与える神経学的等の状態。 ・外傷、頭蓋内出血の既往歴、TIA や脳卒中のリスクの既往歴、重度の頭痛等の脳の状態。 ・高血圧、脳卒中の発生リスクの増加、抗凝血剤の使用(高用量のアスピリンを含む)などの心臓や循環器系の状態。 ・著しい脊椎湾曲、関節の急性腫脹、骨粗鬆症、骨折、脱臼、髄内ピン、外科的に埋込された整形外科的支持体などの骨、骨格や脊髄の状態や損傷。 ・目、耳、鼻、の外傷、網膜剥離、緑内障、視神経高血圧症、慢性副鼻腔炎、中耳/内耳疾患、乗り物酔い、めまいなどの平衡感覚異常の状態。 ・重度の酸性逆流、裂孔やその他のヘルニア、胆嚢や腎臓病などの消化器系や内科系の疾患。 ・妊娠、肥満など、医師によって運動が特別に指示、制限、禁止されている状態。